筆談の落とし穴 vol.120~「差別」=「違い、隔たり」 ~

「営業部の曹くん、最近調子いいなあ。僕より年下なのに、何が違うんだろう。『我和小曹的差別在哪里?』っと書き書き」

山本「王くんと曹くんの差別はどこか? なんだ、オレが曹くんをえこひいきしてるっていうのか。」

山本「俺はな、仕事で誰かを差別したことなんかないぞ。人を疑う前に、そう感じるのはなぜなのかよーく考えてみろ」

 

「山本さん、いつになく険しい顔で胸に手を当ててる…僕の業績があまりにもひどいから、責任を感じて胸が痛いのかな?」

説明しよう!

 「差別cha1bie2」は、2つのものを比べた時の「違い、隔たり」を指す中国語である。一方、日本語の「差別」を指す中国語は「偏見、歧視」という。合わせて「区別qu1bie2」は、水と油など異質の2つのものを比べた場合の「差異」を表す。

 今回、王くんはどうしたら曹くんのように成績をアップし良いパフォーマンスを見せられるかを山本さんに相談したかったのだが、山本さんは自分が曹くんをえこひいきしている、フェアでないと指摘されていると誤解してしまった。王くん! 山本さんがキミに対して厳しいのは、親心ならぬ上司心の表れであって、差別しているわけではない。そして、山本さんは胸が痛んでいるのでもなく、キミに「胸に手を当ててよく考えろ」という意思表示だ。まずは自らを振り返り、よーく考えてみよう!

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