行き違い
筆談の落とし穴 vol.57~「手抜き」は何を抜く?
王「山本さん、さっきから考え事しながら無意識にヒゲを抜いてるな。肌が荒れるからやめた方がいいよ。『不要手抜』っと書き書き」山本「なになに? 〝手抜きは不要〟だと!? オレが一生懸命新しい企画書を書いてるのに、手抜きだと? 上司に向かって失…
筆談の落とし穴 vol.56~「急用」って何の用?
山本「今日は、日本から来た親戚のアテンドだから、定時で帰らねば。この忙しい時期に悪いな、王くんに伝えないと。『今晩は急用がある』っとサラサラ」王「〝急用〟って、急ぎでお金が入用だってことだよな。焦ってるみたいだし、これはただ…
筆談の落とし穴 vol.55~「真面目」なのが、本当の姿!?
山本「あ~もうこんな時間か。年度末は忙しくてかなわんな。ん? 王くんもずいぶん遅くまで残ってるぞ。『お互い真面目だな』っとサラサラ」王「ギクッ! 〝真面目〟…本当の姿だって? まさか残業するふりしてネットサーフィンしてるのが…
筆談の落とし穴 vol.54~「清楚」か「不清楚」か?
山本「この前B社を訪問した時の写真が出てきた。秘書の女の子、おしとやかで清らかだな~。王くんもそう思うだろ? 『この子、清楚だろ?』っとサラサラ」王「〝清楚〟? えーと、この女の子のことかな…一体誰が撮ったんだか、写りはぼん…
筆談の落とし穴 vol.53~胸に秘めた「心中」!?
王「総務のAさんはちょっと天然で人気だけど、あれ、本当は全部計算なんだ。山本さんにも教えてあげなくっちゃ。『A小姐心中有数』っと書き書き」山本「なになに? 〝Aさんは心中が数ある〟だと? つまりAさんは何度も心中を図っているってことか…明…