筆談の落とし穴 vol.32 ~ 空が晴れて「天晴」だ!

説明しよう!

 「天晴」は中国語で「空が晴れる、天気が良くなる」という意味である! 日本語の「天晴れ(天晴)」は「哀れ」と同じ語源を持ち、感動詞の「あはれ」が促音化して意味を強めたものだそうだ。漢字は音や意味から連想された当て字で、語源とは無関係だという。ちなみに日本語の「天晴れ」に当たる中国語は「佩服」などという。

 会話中、山本さんは王くんが大きな契約を取ってきたことに感動し、賞賛の想いを伝えようとしたのだが、王くんは文字通り「空が晴れた」と受け取っただけだった。

 山本さん! 王くんから一風変わったてるてる坊主をプレゼントされたら、喜んで受け取ってあげよう。さらに窓際に掛けてやれば、王くんはきっと契約以上に顔をほころばせるに違いない! そして王くん、君のうろ覚えで作るてるてる坊主では晴れないかもしれない。せめてネットで調べてから作ろう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 中央選挙管理委員会は6月20日(金)、国民党の立法委員24名と、停職中の新竹市長・高虹安氏に対するリ…
  2. 台湾立法院は 6月23日(月)、「身心障礙者権益保障法」第53条の改正草案を可決。これにより「博愛座…
  3. 飲食店を多数展開する「欣葉グループ」による和食料理ビュッフェレストラン「NAGOMI」の2号店が6月…
PAGE TOP