筆談の落とし穴 vol.54~「清楚」か「不清楚」か?

山本「この前B社を訪問した時の写真が出てきた。秘書の女の子、おしとやかで清らかだな~。王くんもそう思うだろ? 『この子、清楚だろ?』っとサラサラ」

 

「〝清楚〟? えーと、この女の子のことかな…一体誰が撮ったんだか、写りはぼんやりしているよ。『不清楚』っと書き書き」

 

「見ればわかるものを、山本さんたら何でわざわざあんなこと聞くんだろう。もしや老眼が始まった? それにしてもあの女の子、好みのタイプだなあ」

山本「なんだ、思いっきり否定してきたな。理想が高いのか? 王くんさえよければ食事でもセッティングしようと思ったのに。まあいい、他に紹介しよう」

 

説明しよう!

 「清楚」は中国語で「明らかである、はっきりしている」という意味である! ほかにも「明晰である」や「良く知っている、分かっている」という意味もあるが、日本語の〝清らかでさっぱりした様子や飾り気のない様〟の意とはまったく異なる。ちなみに、日本語の〝清楚〟に当たる中国語は「清秀」や「清潔」、「素雅」などという。

 会話中、山本さんは女の子が清楚だと思い、王くんに同意を求めたのだが、王くんは写真の写り具合がはっきりしているかどうか聞かれていると勘違いしたのだった。

 王くん!山本さんが掛けているのは老眼鏡じゃない。老眼鏡をプレゼントする代わりに写真の女の子を紹介してもらおうなんて考えているなら、そりゃ山本さんの怒りを買うだけだ。とりあえず清楚かどうかは置いておいて、素直に彼女が自分の好みだとアピールしよう!

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