【トリビア~ン台湾】Vol.126 マグノリア

梅雨が明け、初夏の台湾ですが信号待ちをしていると白い花輪のようなものを売っている人をよく見かけます。あの花は何なんでしょうか。

あれは「玉蘭花(ユーランホワ)」という花で、ジャスミンのように甘く芳醇な香りがします。天然のフレグランスとして庶民に愛されているんですよ。

<解説>

 「玉蘭花」はモクレン科の植物で、東南アジアの熱帯・亜熱帯地域に生息しています。台湾ではその甘く濃厚な香りから芳香剤代わりに使われ、3~4個の花を針金に通し花輪状にしたものを、信号待ちのタクシーやバスのドライバー向けに売る人もいて、台湾らしい風景の1つとなっています。価格は花輪1本20元ほど、装飾というより香りを楽しむことが多いです。残念ながら日本への持ち込みはNG。2日ほどで枯れてしまいますが、台湾だけの甘く優しい香りで心も体もリフレッシュしてみてはいかがでしょう。

寺社のお供えにもよく見られる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 桃園市北区の高校で11月7日(木)、規則を破り携帯電話を所持していた学生に対し、担任教師が暴力で制圧…
  2. 台北MRT板南線で11月8日(金)夜、運行中の車両内に刃物を持った女が乗客の男性に切りかかり、男性が…
  3. 今年第25号となる台風「ウサギ(天兎)」が11月12日(火)深夜太平洋上に発生し、22号「インシン(…
PAGE TOP