7月5日の大地震予言外れ 観光客「破綻見届けに来た」

「2025年7月5日に日本で大地震が起きる」との〝予言〟がSNSなどで拡散され、訪日観光に一時的な影響を及ぼした。発端は日本の漫画作品『私が見た未来』の一節で、これを台湾などのメディアが誇張気味に報道し、ネット上でも話題に。台湾では旅行や航空便のキャンセルが相次いだ。
@自由時報
一方、5日(土)当日は特段の混乱もなく、各地の主要観光地は普段通りの人出。普段通りに買い物や食事を楽しむ人が多かったが「根拠のない噂を見届けに来た」という訪日台湾人旅行者もいた。ただし航空会社によれば日本行き便の搭乗率は通常より2~4割減少。情報によれば、観光業界の経済損失は約5600億円にのぼると推計されている。
結局災害が発生せず、SNS上では「デマだった」「騒ぎすぎ」といった書き込みが相次いだ。台湾の旅行会社では、翌6日(日)以降は日本旅行の問い合わせが急増しているという。

(7月8日)

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