筆談の落とし穴 vol.89~「鶏尾酒」=「カクテル」

「昨日行ったバー、雰囲気もお酒も最高だったな。そうだ、山本さんも今度誘おう。『你喜歓鶏尾酒嗎?』っと書き書き」

山本「え、鶏の尾の酒? ハブ酒みたいな薬用酒の一種かな。飲んだことはないが…もしや台湾秘伝の長寿の酒で身体にいいとか?」

山本「焼き鳥のぽんじりもうまいし、鶏は酒との相性抜群だからな。まあ酒なら何でも大歓迎だぜ! もう仕事は切り上げて飲みに行くぜ~!」

「どうやら好きみたいだな。ずいぶんテンションが上がっているようだけど。あれ、まだ仕事中ですよ!? どこ行くの~」

説明しよう!

  「鶏尾酒」は中国語で「カクテル」という意味である! 由来は諸説あるが、英語でカクテルは「cocktail」なので、cock=雄鶏、tail=尾とそのまま組み合わせたという話、また18世紀アメリカではカクテルを混ぜる際に雄鶏の尾羽を使用したという話などがある。
 今回、王くんは山本さんをカクテルバーに誘おうとして、カクテルが好きかどうかを聞きたかっただけなのだが、山本さんは「鶏尾酒」を鶏の「ぽんじり」を漬け込んだ薬用酒の一種と勘違いしてしまった。王くん! 山本さんは無類の酒好きだから、酒と聞けばすぐに飛びついてしまう人なんだ。山本さんがちゃんと理解しているか確認しないと、オシャレなバーで粗相する上司を披露する羽目になるぞ。そして山本さん、アンタも酒好きなら「啤酒」だけじゃなく「鶏尾酒」くらい覚えるといい。

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