筆談の落とし穴 vol.25 ~ 「手紙」は書く物? 拭く物?

説明しよう!

 「手紙」は中国語では「トイレットペーパー」のことを指すものである。日本語であれ中国語であれ、「手紙」の語源は「常に手元において使う紙」だが、派生する過程で一方は文字を書き付け人に贈るもの、他方は物などを拭くのに使うもの、という差異が生じたと思われる。

 また「書」は中国語では「本」を意味する。王くんは「手紙書」をトイレットペーパーの本、つまりカタログのことと受け取ってしまった。王くんの書いた〝舒潔〟は、台湾で有名な紙製品の企業で、トイレットペーパーやティッシュなどを製造販売している。ちなみに〝舒潔〟は、クリネックスの現地企業だ。

 これを機に「倍潔雅」、「春風」などなど台湾のトイレットペーパーを片っ端から試して、トイレットペーパーマスターにでもなってみては? みんなが使うもの、重宝されるかもしれないぞ。

 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 屏東縣の恆春半島周囲に生息するサンゴ礁に、近頃の異常気象の影響で白化現象が進んでいることがわかった。…
  2. 王「新入社員のSくん、最近、女性社員に人気なんだよな。最初はパッとしなかったのに…ねえ、山本さん? …
  3. 高雄市にある食品会社が期限切れ肉を飲食店などに販売していた件で、衛生局は7月11日(金)、立ち入り捜…
PAGE TOP