ママたちのパラダイス?産後ケア施設「月子中心」
台湾で妊娠・出産する人なら耳にするであろう、産後ケア施設「月子中心」。「月子(ユエズ)」とは産後の回復期のことで、中華圏ではこの「月子」を過ごす=産後の休養を取ることを「坐月子」と呼び、出産を終えたばかりの女性をしっかり休ませることを非常に重視している。
昔ながらの風習ではこの期間、家にこもる、外気に触れない、入浴をしない、冷たいものを摂らない、横になり休む、栄養を摂るなど厳しく管理。しかしこれを守っていた人が熱中症になるといった事故もあり、現代ではかなり方法が見直されている。
「月子中心」は自宅で世話をしてくれる人がいない場合や、本人と家族の負担を軽減する場所で、ホテルのように豪華なものもあり、大体2週~1カ月ほど滞在。赤ちゃんは新生児室で専門スタッフがケア、産婦は子育てクラスやヨガなど施設が提供する様々な講座やアクティビティに参加できる。
出産日がわかったら入居の予約をするわけだが、人気の施設は予約が埋まりやすく、妊娠2カ月目には見学・申し込みを開始。私は妊娠4カ月目で8~9カ所を見学したが、半数ほどがすでに埋まっていた。
産後、病院での検査に問題がなければ3日目に退院し、そのまま月子中心にチェックイン。パートナー同伴OKなので、パパも月子中心から出勤し、夜は戻ってくる生活を送る。
食事は漢方医学に基づき、栄養満点の料理が1日に5~6食。日本人ママたちは慣れてくると子どもと同室を希望することが多いが、台湾ママはその反対。子どもを新生児室に預け、日中はテレビやヨガ、ゆっくりとした時間を楽しむ、まさにママたちの楽園なのだ。
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