筆談の落とし穴 vol.96~「房東」=「大家」

「今住んでいる部屋、大家さんが売りに出しちゃって、僕が追い出されそうなんですよ。『房東譲我退房』っと書き書き」

山本「おや、王くんは部屋を出るのか。部屋の東に引っ越すのか…一体そりゃまた何のために???」

山本「今住んでる部屋に問題があったのか、それともただの気まぐれか? いずれにせよ、引っ越し貧乏にならんようにな」

「山本さん、真剣な顔で僕のこと心配してくれてるんだな。やっぱりここぞという時には上司ってことか、ありがたい」

説明しよう!

 「房東」とは中国語で「大家」のことである。その昔、主人が東の方角に、客人は西に腰を下ろしたことに由来すると言われている。一方で、日本語の「大家」というと中国語では「みんな/みなさん」を意味するから気を付けよう。
 今回の会話で、王くんが賃貸で住んでいる物件を大家が売りに出してしまい、もしかすると出て行かなければならないことを山本さんにぼやいたのだった。しかし何事も〝文字通り〟受け取ってしまう山本さんは、王くんが今住んでいる部屋のすぐ東隣に引っ越すと勘違いしてしまった。王くん!今さらだが山本さんには台湾の物件事情など相談しても意味がない。まして大家との契約トラブルの助けになんてなり得ないから、自力でがんばるかほかの人に助けを求めるのがいいだろう。ちなみに契約期間内なら、立ち退かなくていいはずだ!

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