筆談の落とし穴 vol.2 ~「切手」で手を切った!?~

説明しよう!

「切手」は中国語で「手を切る」という意味である! 切手は本来「切符手形(きりふてがた)」を略した言葉で、「切符」であれ「手形」であれ、身分証明や支払い証明など、証書や証券を指すものだった。郵便切手という意味での切手は、 1円切手にも肖像画が描かれる日本近代郵便制度の創始者・前島密によって名付けられたとされる。ちなみに郵便切手だが、中国語では「郵票」という。

王くんは「切手」そのものをズバリ「手を切った」と誤解し、山本さんがケガをしたと思って慌てたのである。やさしい部下を持って山本さんも幸せだ。

山本さん! 切手は絆創膏の代わりになるかもしれないが、その逆はいくらなんでも無茶だ。絆創膏を封筒に貼って、郵便局に持って行ったりしないように!

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