筆談の落とし穴 vol.110 ~「白天」=「日中」~

「山本さん、休日は何をして過ごしているんだろう。『週末白天怎麼過的?』っと書き書き」

山本「『週末は白い天?』なんだ、今週末の天気は曇りなのか。もしかしたら雨が降るかもしれないな。出掛けるつもりだったが、諦めよう」

山本「そうだ、それなら会社のみんなを誘ってオレん家で麻雀でもどうだ? 最近全然やってないから腕が鈍っとるが、若いもんには負けないぞ」

「えーと、このジェスチャーは麻雀かな? そうか、山本さんは麻雀が趣味なんだな。でもたまには外に出て、身体を動かしたほうがいいですよ」

説明しよう!

 「白天」は(夜明けから日暮れまでの)「日中」を指す中国語である。この〝白〟は雲の白さではなく、陽の光を表すもので、日本語の「曇り」は中国語で「多雲 / 陰天」と言う。

 今回、王くんは山本さんのプライベートについて尋ねたのだが、山本さんはこの週末は曇りだと勘違い。さらに王くんら社員を誘って、自分の家で麻雀をやるなどと先走ってしまった。

 山本さん! 王くんら今の若い世代がみんな麻雀を知っていて楽しめる(とは)限らないし、そもそも台湾と日本の麻雀はルールも異なるぞ。

 せっかく週末にみんなを誘うなら、老若男女問わず楽しめるアクティビティや、バーベキューなんかを企画するといいだろう。週末に数日の休暇を加えて、社員旅行で日本のスキー場に連れていくのもいいかもしれない。どうしても麻雀をやりたいのなら、台湾ルールを学んでみるといいだろう。

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