台北市の柯文哲・市長は4月19日(火)、市内全12区における新型コロナウイルス感染者の在宅療養を実施することを発表した。
計画書では、療養中に直面する主要な問題としてゴミの処理及びペットの世話が取り上げられており、ゴミ収拾の要望があった際には環境保護局が対応するものの、10日間に2回までとされた。またペットについて動物保護處スタッフがペットに不安を感じさせることを懸念し散歩の代行などは行わず、ペットが獣医にかかるなどの場合は応じるという。なおゴミ出しやデリバリー受け取り時にペットが脱走するケースもあり、そうした事態が発生した場合は動物保護處が捕獲する。
中央流行感染症指揮センターでは、1日当たりの感染者数が1500人を超えた場合に備え在宅療養の実施を計画。19日(火)に1626人となったことで今回始動が発表された。なお先日2歳男児が感染による合併症で死亡したことを受け、軽傷や無症状で在宅隔離中の場合、友人の車や自身での運転、徒歩による通院を可能とした。
(4月20日)