彰化市の金融機関で8月26日(月)正午過ぎ、銃を持った男が押し入ったが、およそ10分後通報を受け駆け付けた警察によって逮捕された。
強盗事件があったのは彰化市彰美路の信用金庫「彰化第六信用合作社本店」。男は47歳で同日12時13分頃銃を持ち同店に入ると窓口へ直行し、スタッフの女性に持参したかばんを渡し金を詰めるよう要求した。ところが同店には現金をほとんど置いておらず、スタッフが引き出しの中身を見せ説明したが男は諦めずほかの窓口に移動し再び金を要求し続けた。スタッフの1人がこの間に警察に通報、男はパトカーのサイレンを聞くと空のかばんを手に同店から逃げ去った。
警察によると男は逃走中、空に向けて1発撃ち、周辺の小路を500㍍ほど入ったところで警察に取り押さえられ逮捕。事件発生からわずか10分の出来事だったという。男はかばんを近隣住宅の庭に、帽子や上着を排水溝に投げ捨てたが後に警察によって回収された。かばんには果物ナイフと改造拳銃、銃弾11発が入っていた。
(8月27日)