先日11億元超の当選金で注目を集めた宝くじ「威力彩」の抽選経緯について、疑問を呈する声が挙がっている。
3月6日に当選発表が行われた第19期「威力彩」は、過去13回分の1等当選金が繰り越され11億5000万元になったことで購入者が急増した。しかし「威力彩」の購入締め切りは毎週20時、当選発表まで30分を要することと、抽選の経過状況が中継などで公開されず、今回は2時間後に当選地点が報道されたことから、抽選経緯の公平性を疑う声が挙がった。
これに対し台湾彩券公司の総経理は、締め切り後30分で該当回の総売り上げを計算し、会計士の確認を経ており、さらにダブルチェックを行っていると説明。また21時に開票し会計士立ち合いのもと当選番号を写し当選金配分など確認、22時にならなければ発表できないという。(3月14日)