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日本に到着したら
検査までトイレは我慢
前回かなり巻きでお伝えした日本の空港での諸手続きなど、流れをいったんおさらい。
降機し、ついに日本だ…! とはやる心を抑えつつ最初の関門、検査所へ向かう。やたらロープで仕切って折り返させるなど距離を長くしてあるのは、ソーシャルディスタンスを保つためのようだ。私もまずは手指と持ち物を消毒し、持参した書類とスマホをバッグから取り出しておく。唾液による検査では受理された順番がそのまま結果発表に影響するので、ここまではトイレなどガマンして直行したほうがよい。
検査所には外国語対応スタッフがたくさんいたが、一方の書類チェックは日本人が多く、片言の英語が聞こえてくる。厚労省所定の陰性証明書についてはあまり浸透していないらしく、私だけがさっさと済んで先へ進んだ。
確認される書類は陰性証明とパスポート、ワクチン接種証明にアプリインストールの有無。私はワクチン3回接種済みなので待機不要だが、念のためアプリは3日ほど残しておくように、と指示された。チェックが済むたびに首から緑やピンクのタグをかけられ、広いロビーで結果発表を待つ。ここで待ち時間を見込みトイレへ。
番号はかなり間が飛んでおり、つまり陽性者が…? と不安に駆られるも30分ほどで私の番号が出て胸をなでおろした。
そしてやっと入国審査と荷物受け取り、税関へ。これらもオンラインで入力できるものはしておいたので、2時間ほどかかると言われたのが1時間20分でクリア。ゲートを出る際に先ほどのタグを回収された。桃園空港でのSIMカード販売店は開いていなかったので、ゲート前のショップで購入。
これですっきり、自由の身だ。
●備考
1.ファストトラック
bit.ly/3uXQ2F6
2.VisitJapan
bit.ly/3i513NL
1.日本での隔離措置
・ワクチンを3回以上接種済みの場合自宅待機不要、公共交通の利用可
・ワクチン2回接種の場合は3日間の自宅待機が必要、公共交通の利用不可
・ワクチンはBNTファイザー、モデルナ、AZのみ。※高端は対象外
2.PCR検査について
・日本入国に際し提出する陰性証明書は、厚生労働省指定のフォーマット推奨
・所定のフォーマットをプリントアウトし、検査機関に持参のうえ記入してもらう(※+100元)※医師の署名、検査機関の名称が必須
→ 所定のフォーマットを持たない人も入国可能、ただし確認作業に時間がかかる可能性大
・0歳児も証明書の取得が必要
3.空港で
着陸 → 書類(ワクチン接種証明、PCR陰性証明)、アプリ(MySOSとcocoa)確認 → 唾液採取による検査
→ 検査結果の通知 → 入国審査 → 受託荷物の受け取り → 税関審査 → 解放&移動
※情報は4月18日時点でのものです