行政院、同性婚草案を公布 5月に向け〝大きな一歩〟

行政院は2月21日(木)、同性婚に関する専用法例の草案を公布。ロイター、タイムなど海外メディア大手各誌での報道では「アジア初」の文字が躍った。
同草案は27か条に渡り、同一の性別を持つ2個人間における婚姻について定めるもの。また財産の相続、養子を持つことも認めている。
一方、男女間の婚姻がそれぞれ満18歳と16歳において認められるのに対し、同性婚はいずれも満18歳以上。法務部長・蔡清祥によると、男女の場合も同一年齢に制定すべく動いているという。また同性間の場合でも近親者との婚姻、重婚、不倫は禁じられ、いずれか一方の生死が不明の状態で3年が経過した場合は婚姻の終結処理が可能。
外交部は23日(土)、Facebook上で同性婚が合法となった地域の地図とともに「大きな一歩」と投稿。同法案は今年5月24日(金)より実際に施行される。
(2月24日)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 桃園市北区の高校で11月7日(木)、規則を破り携帯電話を所持していた学生に対し、担任教師が暴力で制圧…
  2. 台北MRT板南線で11月8日(金)夜、運行中の車両内に刃物を持った女が乗客の男性に切りかかり、男性が…
  3. 今年第25号となる台風「ウサギ(天兎)」が11月12日(火)深夜太平洋上に発生し、22号「インシン(…
PAGE TOP