筆談の落とし穴 vol.113 ~「算数」=「有効であると認める」~

「もう、経費で落とせる飲食費は1回1000元までなのに、山本さんったらまた超えてるよ~『飲食費申請的規定仍然算数』っと書き書き」

山本「飲食費申請の規定は算数? どれどれ、メモ用紙には1000元がマル、1200元にバツを付けてるが、一体どういう計算方法なんだ?」

山本「どう見直してもおかしいところはないんだがなあ。領収書の金額とも一致してるし、オレは水増し請求なんてしとらんぞ」

「あれ、なんかイライラしてる? まさか、いい年して逆ギレか!? まったく困った人だなあ。部下もつらいよ~」

説明しよう!

 「算数(suan4 shu4)」とは、言ったことや約束したことを「守る」「有効である」という意味の中国語である。「算」は「計算する」のほか、「数える」「勘定に入れる」「認める、見なす」といった意味を持つ。日本語の「算数」を指す中国語は、「数学」もしくは「算術」という。ちなみに会話で、諦めることを表す「もういい」「もうやめた」といった意味で「算了suan4 le」という言葉があり、とても便利に使える。

 

 今回、王くんは山本さんが申請した経費に、会社の規定に反しているものがあることを指摘したのだが、山本さんは「算数」を「数学、計算」の意味と勘違いし、申請書類に誤りはないと主張。

 山本さん! あんまり部下を困らせては上司としてのメンツ丸つぶれだぞ。部下にちゃんと認めてもらえるよう、会社のルールはきっちり守ろう!

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