問
銀行や郵便局、お店のカウンターなど、台湾ではよく青いボールペンが用意されています。台湾人は青いボールペンが好きなのでしょうか?
答
台湾では主に手書きの場合、青色を使いますね。黒いインクだと、コピーとオリジナル原本の色が同じになり区別しにくいので、偽造防止のためと言われています。
<解説>
用意された書式は黒で印刷されていることが多く、原本とコピーの区別が難しいことがあります。そのため台湾では一般的に、正式な書類などでも青インクのボールペンで書くようにしています。役所や銀行に備え付けられているペンも、ほとんどが青インクのものです。
また日本では、白い封筒に「謝礼」などを黒インクで書きますが、縁起を重んじる台湾では白地に黒がお葬式の香典を連想させるとして、祝い事などでは避ける傾向があります。
印刷されたものと見分けやすい