筆談の落とし穴 vol.69~「紅色」が流行!?

「新入社員のSくん、最近、女性社員に人気なんだよな。最初はパッとしなかったのに…ねえ、山本さん? 『S先生最近很紅! 』っと書き書き」

山本「〝S先生が最近、紅〟? Sくんが赤いものばかり身に着けているとかいうことか? いや~むしろ青系が多いだろ。『青! 』っとサラサラ」

「青…〝年が若い〟ってことか。Sくんが若いから人気なんだって言いたいんだな。自分も若ければモテるとか思ってるのかな? 負けず嫌いだな~。」

山本「王くん、赤と青が区別できないなんて眼が悪くなったのか? しかしSくんは最近ちょっとチャラチャラしすぎだな。よし、オレがビシッと言うか」

説明しよう!

 「紅」は中国語で「人気がある、もてはやされている」という意味である! もちろん、日本語と同じ〝赤い色〟の意味もあるが、一方で日本語には中国語のような意味合いはない。また「青」は日本語の「青年」のように〝年齢が若い〟ことを指す。

 会話中、王くんはSくんが近頃女性スタッフ陣から人気があることについて、山本さんに同意を求めた。しかし山本さんは、Sくんが赤いものばかり身に着けているという意味に取り、青色が多いと反論。結果、王くんは山本さんがSくんの人気は年齢によるもの、つまりSくんに嫉妬していると誤解してしまった。

 山本さん! 王くんは眼の病気を患ったわけじゃないから心配無用だ。それより、あんまりSくんに厳しくすると、Sくんファンの女性陣の怒りを買い、嫌われてしまうかもしれないから気をつけよう!

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