今年10月に桃園市亀山区にある採石場で砂礫の崩落事故が発生。通りかかったタクシーが砂礫に埋まり、運転手が死亡した件で桃園市政府は11月29日(月)、採石場の営業許可を剥奪する処分を決定した。
10月12日早朝4時過ぎ、東萬壽路を走行中のタクシーが採石場横を通りかかった際、道路に面して積み上げた大量の砂礫が崩落。56歳の運転手が車体ごと生き埋めになり、同6時頃警察と救急隊が掘り出したが、すでに亡くなっていた。
市政府では専門調査チームを設置、1カ月余りの調査の結果、同採石場が長年に渡り環境汚染など違法行為を犯しながら操業状態だったことが発覚した。
(12月1日)