ますます広がる「Me Too」 香港俳優「台湾女性のモノ化」

台湾芸能界を中心にセクハラや性暴力を告発する動き〝#Me Too〟が広がっている。

 (圖/三立新聞網)

6月19日(火)には大物司会者でタレントのミッキー・ホアン(黄子佼)が過去のセクハラについて告発され、後に自身の加害性を認めると共に、ほかの芸能人のゴシップを暴露する動画をSNSに投稿。暴露された芸能人らは事実を否定し、ホアンを告訴する意志を表明している。

また22日(木)、男性インフルエンサーの耀楽が、2018年に流出した動画を流出させたのが人気俳優で歌手のアーロン(炎亜綸)であり、動画中の性行為の相手も彼であることを告発。同日の会見時にはアーロンが突如現れ、耀楽に直接謝罪したが、性被害事件の加害者が被害者を突撃する行為の危険性などが指摘され、アーロンを批判する声が多数挙がった。

香港から3年前に移住した俳優のチャップマン・トー(杜汶澤)は、この3年間で気づいたこととして「台湾では女性が尊重されず、ビジネス商談時に多くの人が女性を同伴させ、女性をモノとして扱う状況が深刻である」と述べている。

(6月20日)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 桃園市北区の高校で11月7日(木)、規則を破り携帯電話を所持していた学生に対し、担任教師が暴力で制圧…
  2. 台北MRT板南線で11月8日(金)夜、運行中の車両内に刃物を持った女が乗客の男性に切りかかり、男性が…
  3. 今年第25号となる台風「ウサギ(天兎)」が11月12日(火)深夜太平洋上に発生し、22号「インシン(…
PAGE TOP