空撮ドキュメンタリー「看見台湾」で知られる故チー・ポーリン (齊柏林)監督の息子である齊廷洹氏が10月11日(金)、苗栗縣内で行われた講演会の席上で主催側の人物の発言を不快とし講演をキャンセルした。
齊氏は縣立図書館主催の高齢者向け講座に講師として招聘。しかし当日会場で女性スタッフから「父親のおかげで一生食べていける」といった内容のメッセージを受信。スタッフは誤送信した様子でメッセージはすぐに取り消されたが、齊氏は屈辱を感じたとして参加者らに理由を説明し謝罪、講演費用を返金してその場を去ったという。同スタッフは直接謝罪し辞職を申し出たが、齊氏は「一時の過ちで仕事を失う必要はない」とコメントした。
(10月16日)