陽明山国家公園で、近頃野生の水牛が大量に死んでいるのが見つかった件で、台北市動物保護處は12月21日(月)、長期的な栄養失調が死因であることを発表した。
報道によると18日(金)に4頭の死骸が見つかり、11月からの累計で24頭に及ぶ。専門家は、今年は水牛の頭数が増加した一方で、雨天により牧草の栄養価が下がったことが原因とした。
動物保護處では公園内に緊急栄養補給所に設置し、タンパク質やミネラルなど栄養価の高い飼料を用意する方針。また公園を訪れる人に対し、むやみに餌を与えないよう呼び掛けている。
(12月24日)