殺処分ゼロから10年 野良犬問題に限界の声

2015年の動物保護法改正により犬猫の殺処分が廃止され10年が経過したが、近頃野良犬を収容する施設が不足、野良犬が増加していることがわかった。
@聯合新聞網

高雄市ではこの半年で野良犬による死傷事件が発生。台中市の動物保護処に長年勤めた獣医師は「放浪犬を根絶するには大規模な去勢・不妊手術が必要。全国で一斉に進めなければ効果はない」と訴える。「今のやり方では問題の根本解決にならず、追いかけたり咬んだりする危険な犬は残る」と警鐘を鳴らす。また「去勢や給餌にも限界がある」と指摘。安楽死の条件付き復活の検討や、中央政府による評価・決定を求める声も。法改正で「飼主責任」「無責任な給餌の禁止」などの明文化も求められている。

(7月9日)

 

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