衛生福利部は9月22日(木)、入境後の隔離期間について、10月13日(木)にも隔離期間を0日、自主健康管理期間を7日間とする「0+7」を施行する見通しであることを明らかにした。ビザ免除対象でない国からの入境も開放し、一般人の訪台と観光ツアー限定令も解除される。
衛生福利部は同日、行政院で「正常な生活に向けた国境の開放」について報告。9月29日(木)には1週当たりの入境者数をのべ6万人とし、各国と相互に実施しているビザ免除規定も回復させるとした。
また入境時の唾液によるPCR検査を撤廃し、抗原スクリーニング検査役4回分を配布。隔離については3+4制とし、1人1室を保持する。
中央流行感染症指揮センターの王必勝・指揮官によると、新型コロナ亜種BA.5の感染が先週ピークを迎え、各規定の解除または緩和を検討しており、今後1週間は経過を観察する。また自主健康管理期間の外食など観光客にとって重要な措置の緩和を優先的に検討する方針を示した。
そのほか、同じく10月中旬には現行のマスクの着用規定について、原則的に不要とし、公共交通を利用する場合のみ着用する形に変更するとした。
(9月22日)