大学構内で大木が倒れる事故 下敷きの男子大学院生が死亡

台中市の逢甲大学で6月8日(日)夕方、構内に植えられていたガジュマルの木が倒れ、近くを通行していた22歳の男子大学院生を直撃。男性は救出後、病院に搬送されたが、頭部や胸部などに重傷を負っており、ほどなくして死亡が確認された。
@自由時報

@自由時報

事故は同日17時頃に発生。倒れたガジュマルの木は樹齢約60年、大学構内にある古木のうちの1本で、従来は台風前に定期点検を実施していた。亡くなった男性は、交際相手の女子学生と共にこの木がある並木道を歩いていて事故に遭った。
現場には多くの学生が居合わせ、直後に通報。消防隊が駆けつけ救出したが、男性はすでに心肺停止状態で、全身に骨折や内出血など重傷だった。女子学生も軽傷を負ったが、命に別状はないという。
学校側は「家族への支援を全面的に行う」とコメント。調査によると、木の根元から「南根腐病」を引き起こす菌糸のようなものが確認された。

(6月16日)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 台北市では7月22日(火)より、政府機関や学校、市の所管施設において、飲食物の使い捨て容器や箸、スプ…
  2. 封印された島で進化が牙をむく「ジュラシック・ワールド/復活の大地」監:ギャレス・エドワーズ声:…
  3. 台湾最高行政法院は6月25日(水)、先住民の「伝統的領域」に私有地も含まれるとの判断を示す判決を下し…
PAGE TOP