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毎朝の健康報告を忘れずに
最終日PCRは早めに
隔離1日目は日曜なので、仕事はなし。持ち帰った洗濯物や買ってきた物の整理にじっくり時間を費やし、あとはやっぱり日本で買ってきた本を読みふける計画だ。
と、朝10時に電話が鳴る。中央流行疫情指揮中心(CECC)からのSMSで、健康状態はいかが? という内容だ。「もし普通なら1、発熱や鼻水、咳、味覚/嗅覚障害、倦怠感があれば2、その他の症状があれば3と返信してください(外国人には英文)」。倦怠感…あるよね~ひさびさの長旅は疲れたもん。その他の症状ってなんだろ、明日から仕事したくない症候群とか? などとふざけたことを独り言ちながら、ちゃんと「1」を返す。すると「ありがとう~何か困ったことがあったら1922に電話してね」といった返信が届く。
毎日決まって10時2分にこの英文メッセージが届き、うっかり見過ごすとまた同じものが送られてくる。一度「今後は中国語で送ってくれる?」と中国語で返信してみたが「返信は1か2か3のみにしてね」というメッセージで叱られただけだった。
空港でもらった簡易検査キットも、ちゃんと2日おきに行う。自ら鼻に綿棒を突っ込んでいる孤独な様がなんとなく滑稽に思え、スマホで撮った動画を撮り友人に送りつけたが大した反応は得られなかった。
そして隔離最終日、PCR検査へ! 前夜に防疫タクシーの運ちゃんから「明日何時にする?」と電話があり、8時半に約束した。行き先は「大佳河濱公園」、着くとすでに長蛇の列で「もうちょっと早く来ないと待つんだよ」と運ちゃん。そんなの昨日言えよ…と思いつつ15分ほど車内で過ごし(私語は控える)窓から鼻を突き出して検査を受け、帰宅する。
今夜24時になれば解放だ。
●備考
1.簡易検査方法
bit.ly/3tvRCwK
2.緊急外来受付病院
bit.ly/3tvRCwK
1.台湾から日本への入国措置
・ワクチン接種の有無に関わらず自宅待機不要、公共交通の利用可
・入国時の検査なし
・外国籍者は査証の取得が必要
2.PCR検査について
・日本入国に際し72時間前のPCR検査による陰性証明書を持参のこと。厚生労働省指定のフォーマット推奨
・所定のフォーマットをプリントアウトし、検査機関に持参のうえ記入してもらう(※+100元)※医師の署名、検査機関の名称が必須
→ 所定のフォーマットを持たない人も入国可能、ただし確認作業に時間がかかる可能性大
・0~6歳児も証明書の取得が必要
3.空港で
着陸 → 書類(PCR陰性証明) → 入国審査 → 受託荷物の受け取り → 税関審査 → 解放&移動
4.台湾入境のための作業
・海外渡航用陰性証明書を発行してくれる検査機関でPCR検査を受ける
※出発「2日前」、出発日の前々日以内のもの
・自宅隔離は「1人1戸」で3日間。同居者は一緒に隔離を行うか、共同スペースをもたないことで共住可能
※情報は6月10日時点でのものです