バックナンバーはコチラ
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回
ついに始まる隔離ライフ
日本の食材で豪華な夕食
防疫タクシーは車内の広いハッチバックタイプが当たったので、乗り心地もよく快適に40分ほど走行して自宅に到着する。運ちゃんに1000元を渡し、トランクから下ろしてもらった30㎏のスーツケースを引きずってアパートへ。廊下で人と会わないといいな…とドキドキしながら廊下を歩いたが、誰ともすれ違うことなく無事に帰宅できた。ふう、1週間ぶりの我が家。
まずはコーヒーを入れて一服し、友人に買い物を頼んでおいた食材が冷蔵庫&冷凍庫に入っているかを確認する。鶏・豚・牛肉1パックずつ、野菜はタマネギやジャガイモ、トマト、キュウリなど基本のものをひと通り、あとは牛乳に卵、ベーコン、ソーセージね。よしよし、これだけあれば隔離10日を乗り切れるだろう。
日本の無印で買ってきた炊き込みご飯の素で「鯛めし」を作り、日本のカルディのチゲの素でカルビチムを作り、あとはサラダで豪華な夕食。日本で買った本を読みながらのんびりしていると、電話が鳴った。
「モシモシ編集Hさんですね、中国語OK?」と始まり、今日は隔離0日目で明日から1日目とカウントすること、スクリーニング検査を何日何日に行うこと、最終日の4月11日朝PCR検査に行くこと、防疫タクシーが迎えに来るので車代+検査費用500元を現金で用意しておくこと、など指示される。
この担当の男性、ひじょーーーに感じよく、質問も快く対応してくれるばかりか、いちいち「いい質問だね」とほめてくれるのだ。そういえば空港で受けた検査の結果を知りたいんだけど、と聞くと「沒有消息好消息」ですって。
あーそれ日本でも言うよ~としばし歓談し、いい気分で寝床に入った。
●備考
1.簡易検査方法
bit.ly/3xafGGC
2.隔離生活について
bit.ly/3NXgzcl
1.日本での隔離措置
・ワクチンを3回以上接種済みの場合自宅待機不要、公共交通の利用可
・ワクチン2回接種の場合は3日間の自宅待機が必要、公共交通の利用不可
・ワクチンはBNTファイザー、モデルナ、AZのみ。※高端は対象外
2.PCR検査について
・日本入国に際し提出する陰性証明書は、厚生労働省指定のフォーマット推奨
・所定のフォーマットをプリントアウトし、検査機関に持参のうえ記入してもらう(※+100元)※医師の署名、検査機関の名称が必須
→ 所定のフォーマットを持たない人も入国可能、ただし確認作業に時間がかかる可能性大
・0~6歳児も証明書の取得が必要
3.空港で
着陸 → 書類(ワクチン接種証明、PCR陰性証明)、アプリ(MySOSとcocoa)確認 → 唾液採取による検査
→ 検査結果の通知 → 入国審査 → 受託荷物の受け取り → 税関審査 → 解放&移動
4.台湾入境のための作業
・海外渡航用陰性証明書を発行してくれる検査機関でPCR検査を受ける
※出発「2日前」、出発日の前々日以内のもの
・自宅隔離は「1人1戸」で7日間。同居者は一緒に隔離を行うか、共同スペースをもたないことで共住可能
※情報は6月1日時点でのものです