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着いてすぐ帰りの準備
「2日前」≠48時間以内
ひさびさの日本を満喫したいところだが、やはり気になる帰台時の諸手続きについてリサーチしておく(でないと落ち着かない)。
まずは出発「2日前」のPCR検査。これは「72時間前」だったものが今年1月に変更されたのだが、多くの人が「=48時間前」と理解していて、ブログやSNSにはそうした記述が多数見られた。しかし公式発表はあくまで「2日前」であり、どこにも48時間とは書いていない。
「1922」に電話で尋ねると「出発日を除き2日前」という。つまり、5月3日の便で飛ぶ場合、1日に検査を受ければよい。「それじゃもう、ほとんど変わってないじゃん!」と言うと、電話口で対応してくれた女性は「ウフフフフ」と笑った。かわいい。
検査機関は兄が「TeCOT」というサイトで調べてくれた。日本各地に検査センターが爆増し、海外渡航用証明書を発行している。
今回訪れた「トラベルセンター」は主要駅前でアクセスがよく、費用は1万5000円。もちろん一般の医療機関やクリニックなどでも行っているが、兄宅隣のクリニックでは2万5000円だった。立地はこの上なく便利だが、やはり1万円の差はでかいので駅前を選ぶ。なお予約はできないので行って並ぶしかない。
ここまで調べたら当日まではゆっくりできる。折よく京都では桜が満開。わずか1週間の滞在、日本で感染して台湾へ戻れなくなったら困るので日々かなり気をつけて過ごした。
公共交通機関を避け、エレベーターのボタンやコンビニで買った飲み物、日本での買い出し商品の数々にも消毒を徹底した。それでも枝垂桜で有名な寺の夜桜はため息が出るほど美しく、日本で桜を見る素晴らしさを堪能した。
●備考
1.2日前の検査について
bit.ly/37mTXCA
2.日本の検査機関
bit.ly/3jX5Rp3
1.日本での隔離措置
・ワクチンを3回以上接種済みの場合自宅待機不要、公共交通の利用可
・ワクチン2回接種の場合は3日間の自宅待機が必要、公共交通の利用不可
・ワクチンはBNTファイザー、モデルナ、AZのみ。※高端は対象外
2.PCR検査について
・日本入国に際し提出する陰性証明書は、厚生労働省指定のフォーマット推奨
・所定のフォーマットをプリントアウトし、検査機関に持参のうえ記入してもらう(※+100元)※医師の署名、検査機関の名称が必須
→ 所定のフォーマットを持たない人も入国可能、ただし確認作業に時間がかかる可能性大
・0歳児も証明書の取得が必要
3.空港で
着陸 → 書類(ワクチン接種証明、PCR陰性証明)、アプリ(MySOSとcocoa)確認 → 唾液採取による検査
→ 検査結果の通知 → 入国審査 → 受託荷物の受け取り → 税関審査 → 解放&移動
4.台湾入境のための作業
・海外渡航用陰性証明書を発行してくれる検査機関でPCR検査を受ける
※出発「2日前」、出発日の前々日以内のもの
※情報は4月25日時点でのものです