圖/自由時報
台中市の陳文政・市議は8月4日(水)の市議会で、今年上半期に閉業を申請した市内の飲食店数が昨年同期比11.28%増の513件に上ることを明らかにした。
陳市議によると、新型コロナウイルス流行により観光客の減少など影響を受けたものの、昨年は持ちこたえた店舗が今年の警戒レベル引き上げにより経営状況がさらに悪化。今年1~6月に閉店を申請した店舗は、昨年同期の461件に対し52件増の513件となり、警戒レベル引き下げ後の政府からの支援が必要であることを強調した。なおこれは商業登記済みの飲食業者のみであり、未登記の店舗や夜市の屋台などは含まれず、実際にはさらに多くの店舗が閉業に追い込まれていると指摘する。
また台北市でも近頃、西門町に位置しミシュランのビブグルマンに選出された「建宏牛肉麺」や、松江南京の操業70年「成吉思汗蒙古烤肉」、迪化街のビストロ「孔雀餐酒館」など、日本人観光客にも人気のレストランが続々閉店を発表し、驚きが広がっている。
(8月4日)