中央流行感染症指揮センターは12月16日(水)の会見で、ロシアから訪台中の「モスクワバレエ団」メンバーに新型コロナウイルス感染者が見つかったことを発表。
感染がわかったのは20~60歳代の計4人。11月29日(日)に入国し、2週間の隔離を終え自費検査を受けたところ陽性であることが発覚した。いずれも無症状だという。
これを受け、同バレエ団は16日(水)台北国家戯劇院で予定されていた公演を中止。翌17日(木)、残る48人の再検査を行いさらに感染者が出たため、全日程をキャンセルした。
また同センターはインドネシア籍労働者の新型コロナウイルス感染者数増加を受け、18日(金)以降の受け入れを停止することを発表。家政業務などの人手不足には労働部がベトナムやフィリピン、タイに協力を要請、また契約期間を満了した在台労働者の契約延長、台湾人スタッフの募集強化など代替策を提示している。
(12月16日)