台東市卑南郷で2月、猛犬とされるピットブルに後頭部を噛まれ大けがを負った1歳半の男児が、4月17日(火)術後の経過も良好だとして退院した。
ピットブルは闘犬として育種され、力が強い犬種。番犬や護衛犬として利用され、獰猛であるとして飼育を禁じる国もある。
男児は早朝自宅前で犬に噛まれ、泣き声を聴きつけた祖父によって救助された。台東市の馬偕医院に搬送され、医師が後頭部の裂傷と頭蓋骨の圧迫骨折、傷口から脳組織の溢出を確認。3時間に及ぶ修復手術を行い、脳組織の損傷には至らなかった。
医師は度重なるピットブルの事故に飼い主の管理の重要性を説き、注意を呼び掛けている。
(4月17日)