台北市政府はこの度、公館エリアの羅斯福路・基隆路交差点付近で、11月8日(土)より新たな交通規制を導入。羅斯福路を南から北へ向かう車両について、午前7時から9時の時間帯に左折を禁止する措置だが、この交差点を利用する通勤者の間では不満の声が広がっている。

@自由時報
この交差点はかつてロータリー(圓環)と地下のバス専用道があり、公館エリアの主要交差点として重要な役割を担っていた。しかし出勤・退勤時間帯のラッシュアワーには渋滞が頻発し、市政府は今年ロータリーを撤去し平面交差点へと改修したが、混雑は解消されず、利用者からは「より渋滞がひどくなった」と批判が集中していた。
台北市交通工程処によると、今回の規制は、羅斯福路の南行き車線のうち内側第2車線を「可変車線」とし、7時〜9時は直進専用とし、左折は認めない。左折したい車両は一度右折して基隆路に入り、次の交差点でUターンすることになる。市民の間では「調査不足で新規制か」「悪化する状況に拍車をかける」など不満と皮肉の声が広がっている。
(11月4日)


























PAGE TOP