台中市内の養豚場でアフリカ豚熱が確認された問題で、感染源は十分に加熱されていない残飯に由来する可能性が高いとして台中市政府は11月5日(水)、養豚場から半径5km以内の東南アジア料理店を対象に調査を開始し、17店舗を把握したと発表した。
@自由時報
調査によると、問題の養豚場では、市の公営回収業者が回収した残飯のほか、養豚場職員の自宅や近隣住民からの廃棄食材を受け入れていたことが判明。さらに回収車が市内を広範に回り、無許可で残飯を集めていたとの通報もあったという。
市衛生局は、特定した17店について食品の原産地表示や流通経路の確認、衛生管理体制、さらに廃棄食材の処理法などを重点的に点検しているという。
一方、緊急対策により豚肉の流通、屠畜が中止されたままの状況を受け、関係機関から台中市政府への批判が集中。「発生から7日経っても混乱が続くのは、もはや『人災』である」など業務怠慢を指摘する声もある。
(11月5日)




























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