日本の能登半島で1月1日(月)午後に発生した大地震を受け、台湾駐日代表處の謝長廷・處長は同日、日本に滞在中の留学生など台湾人の安否を確認し、少数の旅行客が交通上の問題を抱えていると報告した。
@日本廣播協會(写真左)@駐日代表處(右)
また外交部は2日(火)会見を開き、具体的な状況を報告。被災エリアに居住する台湾人女性1人が地震による断水と停電のため自宅を離れ避難所に身を寄せており、大阪代表處に問い合わせがあったという。そのほか地震発生当時、現地付近にいた団体旅行客547名はいずれも無事で旅行社の協力を得て2日(火)から順次帰国。個人旅行者は21名で、うち11名が仙台経由で成田、2名が福岡、3名が関西空港、さらに5名が新潟空港から韓国ソウル経由で帰国している。
そのほか旅行中の台湾人インフルエンサーが在留台湾人に向け、日本の防災アプリ「SafetyTips」について、繁体字中国語での警報など情報が得られるとしてダウンロードを推奨し注目が集まっている。
(1月3日)