ピットブルに噛まれ男性死亡 酒に酔い、飼い主の制止聞かず

 新竹縣尖石郷で10月10日(日)、54歳の男性がピットブル種の犬に大腿部を噛まれ死亡するという事件があった。

 警察によると男性は同日午後、友人宅で酒を飲みながら談笑していたが、酔って友人宅の飼い犬であるピットブルに近づき、大腿部を噛まれた。噛み傷は大動脈にまで達しており、男性は出血多量で死亡した。

 新竹地方検察署では翌11日(月)に男性の司法解剖を行い、噛み傷が8×4㌢の大きさで深さ5㌢であることを確認。死因は動脈断裂によるものと判断し、飼い主である男性の友人を管理責任の過失及び過失傷害致死罪で送検した。

 飼い主の女性によると犬は半年前に引き取ったもので、純粋なピットブルではないものの獰猛な性格を持ち、当日も犬に手を出そうとする男性に対し「噛むので触らないように」と何度も制止。男性は酒に酔ったためか反応が鈍く、逃げられなかったという。

(10月13日)

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