農業委員会は台湾内の鶏卵不足を受け短期的な解決策として海外から鶏卵の輸入を決定。3月29日(水)より各小売店での販売がスタートした。
農委によると今回はタイ、フィリピン、オーストラリア、アメリカ、日本、シンガポール、マレーシア、ブラジル、トルコ、ポーランドの10カ国から、3月末に500万個を輸入。さらに4月、5月はそれぞれ3000万個を輸入する手配を進めている。3月末は台北、新北など北部に優先的に配送、4月からは各地に広げる。
全聯や家楽福はこれに先んじて発売を発表、美廉社、大潤發、愛買など量販店もこれに続き情報を公開した。美廉社では1箱65~79元で販売するという。
またコンビニではセブン―イレブンが3月30日(木)より輸入卵を発売。1箱10個入りで68元で1人当たり1箱の購入制限を設けている。消費期限は14日間。全家、萊爾富も同じく68元。
なおエンジニアの江明宗氏は、鶏卵の在庫状況などを共有する「卵マップ(tainan.olc.tw/p/egg)を製作し、注目を集めている。
(3月30日)