【トリビア~ン台湾】Vol.88 冬至湯圓

 

先日台湾の高校の校長先生から、冬至の行事に参加しないかとのお誘いを受けました。台湾では冬至に何か特別な行事が行われるんでしょうか。

 

 

日本では冬至といえばカボチャ入りのお汁粉を食べますが、台湾など中華圏では一家団欒を象徴する「湯圓」で円満を願います。

 

<解説>

 冬至は一年で最も昼が短く、この日を過ぎると昼間の時間が徐々に長くなり万物を育てる「陽気」が次第に回復すると言われ、この日台湾では紅白の湯圓を食べます。紅白は昼夜の長さの逆転、陰陽の入れ替わりを象徴したもの。湯圓の丸い形は家族円満を表し、1年丸く収まることを意味します。湯圓には様々な種類があり直径3㎝ほどにゴマやピーナッツの餡を入れたものも。学校によっては生徒全員で湯圓を作り、学業成就を祝います。

温かい湯圓で一家円満を願う

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 日本の富士山で、台湾の登山隊が登山ルート上の樹木に無断で布を結びつけていたことがSNSで告発され、批…
  2. 国内で家庭内暴力による殺人事件が相次ぐ中、被害者が保護命令を申請していたにもかかわらず、加害者による…
  3. 王「今住んでいる部屋、大家さんが売りに出しちゃって、僕が追い出されそうなんですよ。『房東譲我退房』っ…
PAGE TOP