【トリビア~ン台湾】Vol.157 「鬼門」っていつまでのもの?


台湾の風習で、夏になると「鬼門」という言葉、これが「開いている」間の禁忌などはよく聞かれますが、一体いつまでなんでしょう?

 
 


「鬼門」は旧暦の7月を指す「鬼月」に開く、あの世との間の門のことですね。旧暦(農暦)7月31日に閉じるので、今年は9月14日が「鬼門關」の日です。

<解説>

 「鬼門」が開くと、先祖の霊がこの世に戻ってくるとされています。日本でいう「お盆」と同じですね。た鬼門が開く時、旧暦7月15日の「普渡」、鬼門が閉じる(關)際はお供え物をして、霊を供養します。「普渡」の日は仏教の神「普渡公」と先祖などの霊それぞれのお供え物を用意します。よく、供物を積み上げたテーブルを道に出しているのを見かけますが、こうした儀式は屋内で行ってはいけないとされるからです。

普渡公には果物、霊にはお菓子などを備える

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 台湾立法院は 6月23日(月)、「身心障礙者権益保障法」第53条の改正草案を可決。これにより「博愛座…
  2. 飲食店を多数展開する「欣葉グループ」による和食料理ビュッフェレストラン「NAGOMI」の2号店が6月…
  3. 整体=リラクゼーションじゃない頼れる日本人整体師の手技 かねてより興…
PAGE TOP