【トリビア~ン台湾】Vol.181 「物」はどうして「東西」?

問

中国語で「物」のことを「東西」と言いますが、なぜ「南北」じゃないんでしょう。そもそもなぜ方角を指す言葉を使うのか、不思議に思っています。

答

諸説ありますが「万物は木火土金水でできている」という古代中国の思想「五行説」による説が有力です。季節や方角、色などにも応用されているんですよ。

<解説>

 五行で東は木、西は金、南は火、北は水、中央は土を表す言葉。その昔、中国の儒学者・朱子が友人を訪ねると、友人は竹籠を持って出てきました。どこへ行くのか問うと「東西を買いに行く」と友人。「竹籠に火を入れれば燃えるし、水を入れたら漏れる。ましてや土など入れたくもない。入れられるのは木と金だけ」それで物を買うことを「東西を買う」と言うのだそうです。また別の説では、唐の長安にあった2つの市場「東市」と「西市」は非常に栄え、「東市と西市に行く」=「買い物に行く」から転じたとか。

いずれも「買い物」から生まれた「東西」

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