【トリビア~ン台湾】Vol.45 台湾で「どういたしまして」はどう言う?

感謝の意を表す「謝謝」と言われた際、適切な返答は「不客氣」だと学校で習ったのですが、しばしば違った答えが返ってきます。これはどうしてですか?

台湾では「不客氣」よりも「不會」と返答されることが多いですよね。「大したことはしていないですよ」という謙遜の意味合いがあるのではないでしょうか。

<解説>

「不會(bù hui)」は、中国語では「できません」という意味で、本質的に能力がなくてできないことを表しますが、台湾ではもう一つの使い方があります。感謝されたり褒められた時に、「どういたしまして」、「いえいえ、とんでもないです」の謙遜の気持ちです。

台湾語では「袂啦(boe la)」と言い「不會」の直訳です。同じ様に、知らない、わからない場合「不知道(bù zhīdao)」より「不曉得(bù xiǎodé)」をよく使います。使ってみると、台湾を身近に感じるかもしれませんね。

台湾ならではの言い回しを覚えよう!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 国立故宮博物院の収蔵品展がチェコで初開催されている中、大陸委員会や外交部に展覧会の中止を求める脅迫文…
  2. 台北・中山南京エリアに今春オープンした「和十SHABU しゃぶしゃぶ・火鍋店」では、10月3日(金)…
  3. 9月20日(土)から配信を開始した番組「中文怪物」が、完成度の高さと内容のおもしろさで関心を集めてい…
PAGE TOP