台中市で詐欺被害に遭った女性の家族らが受け子役の男を取り押さえようとした際、男が車で逃走し、被害者の娘が走行中の車にしがみつく危険な事件が起きた。検察は、逃走の過程で女性を振り落とし、さらにひいたとして、受け子の男を殺人未遂罪で起訴した。
@中天新聞網
検察などによると、被害者の女性は、詐欺グループの指示に従い、現金130万元余りを騙し取られた。被害発覚後、女性の娘や親族、知人ら計7人が再び40万元を支払うふりをして受け子を誘い出すことを計画。当日、男は不審な動きを察し急加速して逃走。親族らはバイクなどで追跡したが振り切られ、先回りした娘がボンネットに飛び乗った。
男は車を停止させず、急ブレーキや蛇行運転を繰り返しながら市街地を逃走、最高速度は時速90kmを超えた。女性は途中で力尽き路上に投げ出された。検察は、女性が転落した後も車を動かしてひいた行為について、「殺意の未必的故意」が認められると判断し、詐欺事件への関与と合わせ殺人未遂罪を適用した。
(12月12日)


























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