2009年の台風により通行止めだった省道20号線「南橫公路」の梅山口―向陽路区間が5月1日(日)、13年ぶりに開通。初日には多くの観光客がバイクで訪れ、同区間で渋滞が発生、大規模な〝駐車場〟状態となった。
同道は09年の8号台風により各所で崩落が起き、道路が寸断。特に同区間では道路に面した山側の崩落による道路の損傷も激しく、交通部は通行停止とした。後に行われた段階的修復工事も一体の水質・地質が不安定であることに加え、温暖化など異常気象の影響で不順、13年を要したとされる。
なお開通から2日に同道を通過した車両数は7000台超。公路総局によると路上にはペットボトルやマスク、ビニール袋など大量のごみが不法に捨てられており、清掃作業を行ったという。