信義区の高級マンション 竣工5年で販売一戸のみ

台北市信義区の高級マンション「陶朱隱園」が、2018年の竣工からこれまでの分譲成約はたった1件のみであることがわかった。

同マンションは威京グループの中華工程と亞太工商が共同で建設、ベルギーの建築士によるデザインで12年に建設工事が始まると〝ねじれマンション〟などと呼ばれるようになった。

敷地面積は約2468坪、地上21階地下4階建て。一戸当たり300坪の販売額は18億元にのぼる。屋上にヘリポート、中庭はジャングルや滝もあり、各戸のベランダは50坪もあるという。

ネット上では「アジアの最高級物件だが、大きなインスタレーションと化した」などと皮肉るコメントが見られる。

(8月13日)

 

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