4月19日(水)~20日(木)にかけ、台湾に雷雨前線が到来。気象局では20日(木)早朝、高雄以北の15市縣に豪雨、大雨特別警報を発令した。一方、台南や雲林に住む人々は気象局のFacebookページに「台南には(雨が)一滴も降ってきていない」「雲林はまだ乾ききっている」といった情報をコメントした。
気象局は同日朝6時半頃、苗栗縣、台中市、彰化縣に大雨・雷雨に関する緊急警戒令を発布。また同時に高雄以北の15市縣に豪雨・大雨警報を発令した。
気象局の雨量観測データによると、同日9時時点での降雨量最多は苗栗縣で、縣内では210mmを超える降水量が確認された。また台中市に住む人々は「洪水になりそうなほどの大雨」、台北では「大雨に雷、稲妻」、桃園は「これほど恐ろしい天気はひさしぶり」といったコメントを寄せた。しかしその一方で台南、雲林には降雨が見られず、雲林の人は「昨夜(19日)の大雨は10分で止み、今日は太陽も出ている」といった情報を寄せた。
(4月19日)