ボクシング性別論争の選手帰還 失格判断のIBAは資格停止に

パリ五輪ボクシング女子57kg級で金メダルに輝いた林郁婷が8月13日(火)朝、桃園国際空港に到着。母校である「鶯歌工商」のコーチや後輩らが歓迎した。

林郁婷は11日(日)未明に行われた決勝戦で、ポーランド選手を5-0で下し、金メダルを獲得。同日、出身地の鶯歌では林の自宅付近では親戚や家族、隣人らが爆竹を鳴らし祝福、区長は林に「鶯歌の光」と書いた額を贈った。

林は同じくボクシング女子66kgで金メダルを獲得したアルジェリアのイマネ・ヘリフと共に性別問題を巡る論争に巻き込まれた。2人は国際ボクシング協会(IBA)が管轄した昨年の世界選手権で性別検査により失格となった。国際オリンピック委員会(IOC)は2人の五輪参加を認めたが、論争により今後の国際試合参戦には疑問が残る。

なお28年ロス五輪でのボクシング実施は未定で、IBAボイコット国が昨年設置された「世界ボクシング連盟」に加盟する動きもある。

(8月14日)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

カテゴリー

ピックアップ記事

  1. 台北市衛生局は9月22日(月)、今年の中秋節に向けた食品検査の結果を公表、計5点の商品に違反が確認さ…
  2.  花蓮縣で9月23日(火)、台風18号「ラガサ」による大雨で、縣中部の馬太鞍溪にある堰き止め湖から水…
  3. 大阪のお笑いを象徴する「吉本新喜劇」が10月18日(土)に台北公演を開催。抽選で読者3名に「鑑賞券」…
PAGE TOP