カンボジアでの求人に応募した台湾人の若者らを狙った詐欺事件が、近頃相次いで報告され、航空警察局と刑事局は8月1日(月)、桃園空港にてカンボジアでの〝出稼ぎ詐欺〟防止活動を展開した。
報道によると、チケットや三食付きで住み込み、高収入など好条件のネットや知人を介した求人に応募し渡航した後、あらぬ疑いをかけられ監禁される、業務上のミスから高額の支払いを求められるといった状況に陥り、台湾にいる知人や家族に助けを求めるケースが相次いで報告されている。
警察ではプノンペン行きの航空便に搭乗を予定しチェックインしようとしている若者に声をかけ、質問、渡航事由に不審な点がみられる場合は説得のうえ搭乗を諦めさせるといった活動を展開。7月20日から8月1日までに17人を質問、または説得し、うち8人が渡航を断念。いずれも「高収入」や「海外代理購入」「友人の紹介」といったケースが多いという。
(8月2日)
圖/自由時報
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