台湾鉄道車内で、7月3日(水)夜、鉄道警察の男性が乗客の男にナイフで刺殺されるという事件が発生した。
事件があったのは台北を終点とする北向きの自強號で、嘉義駅に到着する直前の出来事だった。男は台南駅から乗車、切符を持っておらず車掌に対し嘉義駅で購入すると約束。しかしながら別の車両へ逃げようとしたため鉄道警察の男性が出動すると、男は激高しナイフで男性の腹部を刺した。
男はほかの乗客や乗務員らによって現場で取り押さえられたが、男性の傷は内臓まで達しており、医療機関に搬送されたものの翌朝出血性ショックなどで亡くなった。
(7月4日)