台北・新北市で6月30日(水)、「モデルナ」社製ワクチン接種のオンライン予約受付がスタート。まもなくアクセスが殺到し、開始30分で対応医療機関の応募枠は定員に達し、新北市ではアクセス集中によりシステムがダウン、侯友宜・市長のFacebookには多くの市民から不満が寄せられた。
モデルナ社製ワクチンは、屏東縣を中心に近頃感染が拡大しているインド変異型デルタウイルスへの効果が認められることから、接種を希望する人が急増。今回は72歳以上の高齢者と55歳以下の先住民を対象に30日(水)・7月1日(木)の両日をオンライン予約受付、7月2日(金)~5日(月)を接種日と設定した。
今回用意されたワクチンは8万7136回分で、アメリカから寄贈されたもの。予約の受付開始から30分で在庫の45%を占める3万9249人が予約を取り付けた。
なお6月30日(水)午後にはさらに、同じくモデルナ社製ワクチン41万回分がアメリカより到着している。
(6月30日)